歴史と呼ぶには浅すぎるBリーグですが、男子プロバスケットボールリーグ(Bリーグ)に所属する琉球ゴールデンキングスのBリーグ4年間を振り返りましょう!
日本人 | 外国籍 | 帰化 | 特別指定選手 |
2016-17season
# | 選手名 |
5 | アンソニー・マクヘンリー |
6 | 金城茂之 |
7 | レイショーン・テリー |
8 | 大宮宏正 |
10 | 波多野和也 |
13 | 津山尚太 |
14 | 岸本隆一 |
16 | 渡辺竜之佑 |
22 | モー・チャーロ |
24 | 田代直希 |
31 | 喜多川修平 |
32 | 山内盛久 |
34 | ラモント・ハミルトン |
40 | 新城真司 |
HC | 伊佐勉 |
退団選手 | 新加入選手 |
ドゥレイロン・バーンズ イバン・ラべネル 小菅直人 | 波多野和也 モー・チャーロ ラモント・ハミルトン レイショーン・テリー(途中加入) 渡辺竜之佑(特別指定) ※途中から本契約 |
Bリーグ初年度(2016-17)のキングスは、bjリーグ最終年のロスターに大幅な変更をせず、日本人ビッグマンの波多野和也、外国籍選手のモー・チャーロとラモント・ハミルトンを加えてシーズン開幕を迎えた。
開幕節(アルバルク東京戦)こそ2連敗を喫したが、ホーム開幕戦(滋賀レイクスターズ戦)ではしっかり2連勝を収めた。第3節の強豪三河戦も1勝1敗で乗り切り、開幕10戦は6勝4敗という成績だった。
第5節(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ戦)後にモー・チャーロと契約解除を発表したが、解除理由、選手コメントは発表されなかった。
モー・チャーロが退団し、外国籍選手が2名となったキングスは苦戦を強いられ、(大阪戦2連敗含む)3連敗を喫した。その後、レイショーン・テリーと契約するも、チームの調子は上がらず、20試合終了時点で9勝11敗と西地区上位に食い込めなかった。
上手く波に乗ることができなかったキングスだが、3月の横浜ビーコルセアーズ戦、三遠ネオフェニックス戦に2連勝し、このシーズン最長の5連勝を記録した。
CS(チャンピオンシップ)出場が懸った大阪エヴェッサ戦では、4Q開始時に16点のビハインドを背負っていたが、岸本、マクヘンリーの連続3P、テリーの4ポイントプレーで流れを引き寄せ、見事逆転勝利、西地区2位でCSを決めた。
CS1回戦の相手は、西地区を独走優勝したシーホース三河。両日ともに最後までクロスゲームが展開されるが、地力の差を見せつけられ、キングスの初年度が終わった。
成績 | 29勝31敗 |
最長連勝 | 5連勝 |
最長連敗 | 4連敗 |
2017-18season
# | 選手名 |
0 | 石崎巧 |
6 | 金城茂之 |
8 | 二ノ宮康平 |
11 | 須田侑太郎 |
12 | ハッサン・マーティン |
13 | 津山尚太 |
14 | 岸本隆一 |
16 | 渡辺竜之佑 |
21 | 平岩玄 |
24 | 田代直希 |
30 | ヒルトン・アームストロング |
33 | アイラ・ブラウン |
51 | 古川孝敏 |
HC | 佐々宜央 |
退団選手 | 新加入選手 |
アンソニー・マクヘンリー レイショーン・テリー 大宮宏正 波多野和也 モー・チャーロ(途中退団) 喜多川修平 山内盛久 ラモント・ハミルトン 新城真司 | 石崎巧 二ノ宮康平 須田侑太郎 ハッサン・マーティン 平岩玄(特別指定) ヒルトン・アームストロング アイラ・ブラウン 古川孝敏 |
Bリーグ初年度を負け越したキングスは、伊佐勉HC、チームを長年支えたアンソニー・マクヘンリー、山内盛久など多くの選手がチームを去り新HCに佐々宜央氏が招聘された。
佐々宜央HCの人脈を活かし、元日本代表PGでドイツ経験のある石崎巧、前年ファイナルMVPの古川孝敏、代表帰化選手のアイラ・ブラウンなど優勝に向けて大型補強を行なった。
開幕節のサンロッカーズ渋谷戦こそ19点差での敗戦となったが、チームはその後5連勝を記録し、シーズン序盤から西地区首位をキープした。
佐々HCの下、ディフェンスを強化したキングスは、シーズン平均失点が67.7点でリーグ1位。前年より10点近く下がっている。
CS1回戦では、西地区2位の名古屋ダイヤモンドドルフィンズと対戦。第1戦を落としてしまうが、勝負強い古川孝敏の活躍で第2戦、第3戦を勝利し、チーム初のCSセミファイナル進出を決めた。
CSセミファイナルは千葉ジェッツ相手に善戦するも、勝負所でのミスを犯し、2連敗シーズンが終了した。
成績 | 42勝18敗 |
最長連勝 | 11連勝 |
最長連敗 | 4連敗 |
2018-19season
# | 選手名 |
0 | 石崎巧 |
1 | 橋本竜馬 |
3 | 並里成 |
6 | 金城茂之 |
7 | ナナーダニエル弾 |
11 | 須田侑太郎 |
12 | ジェフ・エアーズ |
14 | 岸本隆一 |
21 | 寒竹隼人 |
22 | スコット・モリソン |
24 | 田代直希 |
32 | アマンゼ・エゲケゼ |
33 | アイラ・ブラウン |
40 | ジョシュ・スコット |
44 | ケビン・ジョーンズ |
51 | 古川孝敏 |
HC | 佐々宜央 |
退団選手 | 新加入選手 |
二ノ宮康平 ハッサン・マーティン 津山尚太 渡辺竜之佑 平岩玄(特別指定) ヒルトン・アームストロング | 橋本竜馬 並里成 ナナーダニエル弾(特別指定) ジェフ・エアーズ 寒竹隼人 スコット・モリソン(途中加入) アマンゼ・エゲケゼ(途中加入) ジョシュ・スコット ケビン・ジョーンズ(途中加入) |
佐々体制2年目の2018-19シーズンは、元日本代表PGに橋本竜馬とリーグトップクラスPGの並里成を加え、前年の補強よりも注目を集めるオフシーズンとなった。
Bリーグ開幕前に行われた、アーリーカップでは前年に続いて優勝。国際大会「テリフィック12」にも出場し、球団初となる国際大会優勝を経験した。
シーズン開幕後は、開幕4連勝や前年ファイナル優勝のアルバルク東京相手に敵地で連勝を飾るなど、強さを発揮していたが、アイラ・ブラウン、ジョシュ・スコットの負傷離脱でチームは立て直しを行った。
ジョシュ・スコットの穴埋めとして、アマンゼ・エゲケゼとケビン・ジョーンズをチームに加えたが、インサイドが安定せず、Bリーグになって初めての5連敗を喫した。
2月にアイラ・ブラウンが復帰し、チームは4連勝を2回記録し、レギュラーシーズンは40勝20敗・西地区1位でCS出場を決めた。
CS1回戦の相手は、前年と同じ名古屋ダイヤモンドドルフィンズ。第1戦を前年同様落としてしまうが、橋本竜馬、古川孝敏の活躍で第2戦、第3戦を勝利し、2年連続のCSセミファイナルに進出した。
セミファイナルの相手は前年王者のアルバルク東京。レギュラーシーズンの対戦成績は3勝1敗と勝ち越していたが、ジョシュ・スコットの不在のインサイドやアルバルク東京の激しいディフェンスを攻略できず、1勝2敗でシーズンが終了した。
成績 | 40勝20敗 |
最長連勝 | 5連勝 |
最長連敗 | 5連敗 |
2019-20season
# | 選手名 |
0 | 石崎巧 |
2 | 福田真央 |
3 | 並里成 |
4 | デモン・ブルックス |
7 | ナナーダニエル弾 |
9 | 長谷川智伸 |
14 | 岸本隆一 |
15 | 税所寛 |
21 | 寒竹隼人 |
24 | 田代直希 |
32 | 満原優樹 |
34 | 小野寺祥太 |
40 | ジョシュ・スコット |
41 | ユージーン・フェルプス |
45 | ジャック・クーリー |
88 | 牧隼利 |
HC | 佐々宜央/藤田弘輝 |
退団選手 | 新加入選手 |
橋本竜馬 金城茂之 須田侑太郎 ジェフ・エアーズ スコット・モリソン アマンゼ・エゲケゼ(途中退団) アイラ・ブラウン ケビン・ジョーンズ 古川孝敏 | 福田真生 デモン・ブルックス ナナーダニエル弾(特別指定) 長谷川智伸 税所寛(途中加入) 満原優樹 小野寺祥太 牧隼利(特別指定) ユージーン・フェルプス(途中加入) ジャック・クーリー |
2年連続CSセミファイナルを果たしたキングスだったが、オフシーズンに主力選手が大幅に入れ替わり、戦力ダウンが懸念された。
開幕第1戦目を落とすが、第2戦では新戦力の活躍で、大型補強を行なったシーホース三河に逆転勝利を収め、開幕10戦は7勝3敗という成績だった。
11月には、ジョシュ・スコットの負傷離脱・退団、12月には佐々宜央HCが心身の疲労困憊を理由にHC退任が発表されたが、藤田弘輝HCの下、特別指定の牧隼利、ナナーダニエル弾も加わり、強豪宇都宮に勝利するなど、勝ち星を積み重ね9連勝を記録した。
3月には、新型コロナウイルスの感染拡大防止に努めるために、シーズンを一時中断したBリーグだったが、再開後僅か2試合でシーズンの中止・終了が発表され、キングスの3年連続西地区優勝が確定した。
成績 | 27勝14敗 |
最長連勝 | 9連勝 |
最長連敗 | 3連敗 |
2020-21season
# | 選手名 |
0 | 石崎巧 |
1 | 船生誠也 |
3 | 並里成 |
7 | ナナーダニエル弾 |
13 | ドウェイン・エバンス |
14 | 岸本隆一 |
24 | 田代直希 |
30 | 今村佳太 |
32 | 満原優樹 |
34 | 小野寺祥太 |
41 | キム・ティリ |
42 | ジェイソン・ウォッシュバーン |
45 | ジャック・クーリー |
88 | 牧隼利 |
HC | 藤田弘輝 |
退団選手 | 新加入選手 |
福田真生 デモン・ブルックス 長谷川智伸 税所寛 寒竹隼人(期限付移籍) ジョシュ・スコット(途中退団) ユージーン・フェルプス | 船生誠也 今村佳太 ジェイソン・ウォッシュバーン キム・ティリ ドウェイン・エバンス |
成績 | 40勝16敗 |
最長連勝 | 11連勝 |
最長連敗 | 2連敗 |
キングスの歴史クイズ(B.LEAGUE編)
キングスのBリーグ4年間を振り返るクイズ!